【Alice & Guy & Benihi】
紅緋「JAXAが、宇宙太陽光利用システム(SSPS)実用化に向けて、一歩前進しました!」
『無線送電実験にJAXAが成功 宇宙太陽光発電に一歩』(朝日新聞 2015年3月8日付)
ギィ「宇宙空間に太陽電池を展開して発電し、得られた電力をマイクロウェーブに変換して
地上の受信施設に送信。そこで電力に戻して送電網に流す。太陽光発電の極地
っすね」
アリス「一つの施設で原発一基分か。経済的ね。技術力が追いつけば」
紅緋「あれ、アリスさんは反対ですか?」
アリス「そんなことはないわよ。先進技術を集めた裾野の広い分野だもの。作るだけでも
市場が潤うわ」
紅緋「じゃあ、気が進まない顔をしてるのは」
アリス「さっきも言った通り、SSPSそのものに反対してるわけじゃない。資源と環境の
現状を考えれば、一日でも早く実用化するべき技術だと思う。でもね、全ての電力を
SSPSで賄うのには断固反対」
ギィ「懐にも環境にも優しい技術なのにっすか?」
アリス「考えてもみて。もしエネルギーをSSPSに全面依存するようになったとして、その
状況でどこかと戦争が始まったら、宇宙空間の太陽電池パネルは真っ先に狙われる
わよ」
紅緋「ケスラー・シンドロームまっしぐらですー」
アリス「繰り返しになるけど、技術そのものは有用だと思うわ。後はリスクマネジメントの
問題さえクリアすれば、私も文句は言わない」
ギィ「いつもながらシビアっすねー、アリスは」
紅緋「JAXAが、宇宙太陽光利用システム(SSPS)実用化に向けて、一歩前進しました!」
『無線送電実験にJAXAが成功 宇宙太陽光発電に一歩』(朝日新聞 2015年3月8日付)
ギィ「宇宙空間に太陽電池を展開して発電し、得られた電力をマイクロウェーブに変換して
地上の受信施設に送信。そこで電力に戻して送電網に流す。太陽光発電の極地
っすね」
アリス「一つの施設で原発一基分か。経済的ね。技術力が追いつけば」
紅緋「あれ、アリスさんは反対ですか?」
アリス「そんなことはないわよ。先進技術を集めた裾野の広い分野だもの。作るだけでも
市場が潤うわ」
紅緋「じゃあ、気が進まない顔をしてるのは」
アリス「さっきも言った通り、SSPSそのものに反対してるわけじゃない。資源と環境の
現状を考えれば、一日でも早く実用化するべき技術だと思う。でもね、全ての電力を
SSPSで賄うのには断固反対」
ギィ「懐にも環境にも優しい技術なのにっすか?」
アリス「考えてもみて。もしエネルギーをSSPSに全面依存するようになったとして、その
状況でどこかと戦争が始まったら、宇宙空間の太陽電池パネルは真っ先に狙われる
わよ」
紅緋「ケスラー・シンドロームまっしぐらですー」
アリス「繰り返しになるけど、技術そのものは有用だと思うわ。後はリスクマネジメントの
問題さえクリアすれば、私も文句は言わない」
ギィ「いつもながらシビアっすねー、アリスは」