【Lucia & Theo & Mare】
ルシア「ノルウェー、大変なことになっていますね」
テオ「首都オスロの中心部で爆破テロ。続いて、オスロ近郊の湖に浮かぶウトヤ島でキャンプ
   を行っていた与党労働党青年部の若者七百名を、警官姿の男が整列させた上で銃撃。
   首都では二人死亡。ウトヤ島では八十人以上が死亡確認。この数字はまだ増えるかも
   しれない」

芽亜「許し難いテロ行為ですわね。首都とウトヤ島の犯人は同一で国内の極右組織との関係
   が取りざたされているとか」

ルシア「今回はアル=カーイダじゃないんですね。一応標的リストに入ってるけど」
テオ「よく分からないマイナーなイスラーム組織がWebサイトに犯行声明を出してすぐに
   撤回したってニュースならあるけどね」

芽亜「私もさすがにノルウェー政治まではカバーしていないのですが、労働党という左派っぽい
   名前の与党に、極右集団が攻撃を仕掛けたという図式でしょうか? ウトヤ島には与党の
   首相が出向く予定だったとのことですし」

テオ「衝撃的な事件ではあるけれど、結局はノルウェーの国内問題ってことじゃないのかな」
ルシア「第二次世界大戦以来の惨事という表現が使われていますね。ノーベル賞を司る平和
   の国だったはずなのに」

テオ「まあ、ボクらに出来ることは、犠牲者を悼みながら続報を待つことくらいだよ」
ルシア「うう、もどかしいです……」
追記[17:38]
ルシア「ノルウェー警察の発表では、キリスト教原理主義ファンダメンタルが事件の背景らしいですね」
テオ「原理主義=イスラーム過激派って単純な図式はよく見るけど、実際はそう簡単じゃない。
   アメリカで政府と激突したブランチ・ダビディアンだって、新教系の原理主義組織だった」

芽亜「聖職者が啓典を解釈するカソリックと違って、信者個々人が啓典を解釈する新教、教義
   上は聖職者のいないイスラームでは、過激な原理主義が生まれやすい土壌が育まれ
   ますのね」

ルシア「その辺りは、姉さんの専門分野ですね。テロと聖戦の線引きはどこか。それらが救済
   を目的としていた場合、死刑は殉教と見なされるのか」

テオ「難しい論議は哲学者と神学者に任せよう。ありのままの事実は、今日テロが起こり、多数
   の人が亡くなったということだけだよ」

2011.07.23 Sat l 政治・経済 l COM(0) TB(0) l top ▲

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