【Mare】
 結社で語ると長い上に空気が悪くなるので、ここで持論を述べます。

 世界結界が完全修復されると、来訪者は能力を捨てて一般人になることで生き延びることになるのですが、それに対する反発の声も聞こえます。
 自分達のアイデンティティを否定するのかと。

 直に訊かれたら、私はそうですと答えましょう。そもそもここは人類の世界です。勝手にやってきた異邦人が対等な権利を主張する方がおかしい。

 この問題は、1990年代以降の欧州における多文化主義と2010年代にはっきりしたその失敗になぞらえることが出来ます。
 わかりやすい例は英仏独ですが、まずは独逸を例に取りましょう。
 この国は労働力として土耳古からの移民を多く受け入れ、国内に土耳古人コミュニティがたくさん生まれました。その結果、コミュニティの内部で文化を保持することは出来ても、独逸語が喋れないため就職で不利になり失業と貧困が蔓延してしまいました。仏蘭西や英国もほぼ同じです。

 最悪の例としては、移民に国を乗っ取られるとの危惧を抱いた男が連続テロを起こした諾威ノルウェーも挙げることが出来るでしょう。

 独逸のメルケル首相も英国のキャメロン首相も、こうした「寛容な」多文化主義は失敗だったと明確に認めています。

 今となっては、仏蘭西のブルカ禁止令などはナショナリズム(統合された国民意識)に必要な措置だったと認めざるを得ません。「羅馬では羅馬人のようにせよ(郷に入れば郷に従え)」。この言葉をしっかりかみしめるべきだと思います。
2011.10.31 Mon l シルバーレイン(全般) l COM(0) TB(0) l top ▲

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