【Lucia & Mare】
芽亜「ベツレヘムの生誕教会が楽しい年末を迎えた今日この頃、皆様、いかがお過ごしでしょう
   か?」

ルシア「それ、楽しいって言っちゃっていいんですか……?」
芽亜「あえて言い換えるなら、人のサガ?」
ルシア「もういいです。とにかく今日で2011年が終わり。明日からは新しい年が始まります。
   ここで、2011年を振り返ってみましょうか」

芽亜「ルシア様が年末特番の司会進行のようですの」
ルシア「うるさいなぁ、もう! だったら、芽亜さんやりますか!?」
芽亜「いえ、遠慮しておきましょう」
ルシア「まったくもう。――こほん。今年は『カタストロフ』に始まり『善悪の彼岸』で終えた
   一年だったように思います」

芽亜「『ファイナルナイトメア』はスルーですか?」
ルシア「ぶっちゃけナイトメア勢力はジャックさんの個人商店だったようなものなので、正直
   どうでもいいです」

芽亜「直球が来ましたの!」
ルシア「とにかく、私たちはビャウォヴィエジャの森で初めて抗体ゴーストとの戦いを体験
   しました」

芽亜「それ以降、日本でも抗体ゴーストの出現が相次ぎ、ついには敵対していた妖狐勢力
   までが、銀誓館学園との共闘を申し込むまでになりました」

ルシア「十月には、地球に向かう月帝姫を追って、妖狐七星将・巨門が金毛九尾の尾を勝手
   に使役して追撃、抗体化した九尾の尾『女禍』と共に東京湾アクアラインを占拠すると
   いう、史上初の事前予報のない戦いが行われました」

芽亜「これ以前にも臨海学校の七大ヤクザ討伐戦で妖狐との共同作戦はありましたが、七星
   将直々に陣頭に立ったのはこのときが最初ですわ」

ルシア「順番は前後しますが、今年はゴーストであるらしい『異形』の活動が活発化した年でも
   ありました。『第三次欧州人狼戦線』での暗躍に始まり、平家と『不滅の災い』を復活させ
   ての『源平合戦』そして、まだ記憶に新しい『伯爵戦争』」

芽亜「抗体ゴーストを取り込んだ原初の吸血鬼と、それを統べる伯爵との、札幌解放を賭けた
   戦いのはずでしたが、伯爵を追いつめたところで、妖狐七星将が割り込みをかけて、伯爵
   こそ『異形』を滅ぼす唯一の剣だと戦闘中止を要求。そこに『異形』が現れて自分達と共に
   札幌を蹂躙した伯爵を討とうと持ちかけます」

ルシア「私たちは、これまでの信頼の積み重ねと言うよりはどちらがより信用できないかと
   いう観点から、妖狐・伯爵の側につくことになりました。この選択の結果、欧州巡礼士
   とは袂を分かつことになりましたが、関係修復の努力は続けられています」

芽亜「それから、清廉騎士カリスト卿とは別の派閥になるらしい『異形』生死を分かつもの
   がカンボジアで顕現しました」

ルシア「討滅されたゴーストを抗体ゴーストとして復活させていたのは、この生死を分かつ
   ものの眷属であるルールー=トゥルダクでした」

芽亜「少なくとも、カリスト派『異形』、生死を分かつもの一党とは個別に決戦を挑む必要
   がありますの。妖狐と彼らに保護された伯爵はどうなるか見通しが分かりませんが……」

ルシア「出来ればこのまま、平和裡に同盟関係を強化したいですね。覇権の一極集中は危うい
   ですよ」

芽亜「まるで冷戦時代の発想ですの。相互確証破壊も出来ませんのに」
ルシア「そこはせめて“灰色の魔女”と言ってほしかったですね」
芽亜「ともかく、来年は決戦を幾つも控える年になりそうですわ。今のうちに英気を養って
   おきましょう」

ルシア「それでは皆さん、よいお年をー」ですのー」
2011.12.31 Sat l シルバーレイン(全般) l COM(0) TB(0) l top ▲

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