【Alice & Guy】
ギィ「シリア反政府軍が、北西部の戦略拠点タフタナズ空軍基地を制圧。これでトルコ
   方面は詰み、と」(中東の地図上に白いポーンのコマを進める。そこにあった黒の
   ナイトはダマスカスへ向けて後退)

アリス「政府軍は空爆のための補給路が延びて、反政府軍拠点への攻撃は難しくなった、
   と。このキングのコマ、いつまでもつかしらね」(黒のキングのコマをいじりながら)

ギィ「このまますんなりダマスカス陥落までいくっすかね? 中露のバックアップは
   まだあるんしょ?」

アリス「そろそろ愛想を尽かせ始めてると思うけどね。バッシャール・アル=アサドは、
   人を殺しすぎた」

ギィ「そろそろ賞味期限切れっすか。でも、反政府軍にはアル=カーイダ系の派閥が
   あるって聞きやしたよ」

アリス「そこが問題。シリアにソマリアになられては困る。だからといってあの独裁者
   を大統領の椅子に座らせ続けるわけにもいかない」

ギィ「周辺諸国の反応はどうでしたっけ? サウジやイランとか」
アリス「サウジアラビアを含む湾岸協力会議GCCは、シリア国民連合を正統と認めて
   いるわ。欧州・米国もその傾向」

ギィ「今回、イランや神の党ヒズブッラーが割りと静かっすけど」
アリス「内乱が宗派間戦争に変わりつつあるからでしょう。アサド家はシーア派の中の
   アラウィー派で、大多数の国民はスンニ派」

ギィ「イラク戦争では、少数派の支配者階級がスンニ派で多数派がシーア派だったから、
   逆転してるんすね」

アリス「で、シリアに話を戻すけど、朽ちつつあるシーア派アサド政権に、イランが
   見切りをつけたんでしょう。いくらなんでも、あれは手に負えないと」

ギィ「“アラブの春”、イランまで届くっすかねぇ?」(クイーンのコマで遊びながら)
アリス「残念ながら、ここが終着点でしょう。イランはそれほど甘くない」
ギィ「こういう時、中東にしがらみのない日本が何かの役割を果たしてくれればいい
   んすけど、経済再生で手一杯っすしねぇ」
2013.01.12 Sat l 政治・経済 l COM(0) TB(0) l top ▲

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